国立病院機構九州グループは22日、就業規則で定められた休憩時間を過剰に取得したとして、同機構琉球病院(金武町)の20〜50代看護師12人、50代療養介助職員2人の計14人を、いずれも戒告の懲戒処分にしたと発表した。
同グループによると、琉球病院で今年1月に入院患者が死亡した際、院内調査を進める中で職員の休憩時間の過剰取得が発覚した。深夜時間帯で患者の状態が落ち着いている時などに、休憩室で30分〜1時間程度長めに仮眠を取るなどしていた。
確認できた中で最も古い時期は2021年10月ごろだった。死亡患者との因果関係は確認されていない。
あれ?因果関係の証明が出来ていないのに処分?と思ったと同時に、コメント欄にはこんな恐ろしい文言がある。
労働時間にはきちんと対価を払っている前提なら、勝手に労働時間に休むことは処分の対象でしょうね。労働時間内は、私用でスマホを見たり、業務と関係のないインターネットを見たりするのも処分になると思います。そこは労働者としてきちんとできていますか?ということだろうと思います。
確かにとすら言えないレベルであった。こういう人は絶対に会社の重要なポジションに就かせてはいけないだろう。
昔新卒から働いていた会社で似たようなことがあった。
仕事の合間という時間はなくとにかく大量の案件を抱えていたことがある。業務量が多すぎて残業が増えるものの、申告しても認められなかったり、普段のトイレに行く時間の分を時間外で埋めるハメになった。
そして集中するために会議室を使うのはNG、キーボードやマウスは指定のもの以外だと渋られる、スーツがちょっとでも汚れていれば大量に文句を言われる。客先へ出向いた際にちょっとでも遅ければ詰められるということがあった。雑談なんてのはもってのほか。仕事時間以外でもこんな状態だった。
当たり前だがそんな会社で5年以上働いている人は軒並み生産性が終わっていた。オブジェクト指向どころか多分マジックナンバーみたいなのも分かってないんじゃなかろうか。
適切に休憩や息抜きが出来ないと人間は本当に何も出来なくなっていく。
