これまでによくあった話として、ヒアリングもせずにとりあえず結論を出すものがある。
コレが大の苦手だ。
かつて新卒で入った会社でパワハラに遭い、休職中に転職するかどうか悩んだ時があった。その時に言われた内容としては「とりあえず環境を変えれば改善する」「苦手な上司から逃げる」といったものだったのだが、現実として転職はすぐには出来ないしかといって環境を変えるのにもそれなりな重さのコストがかかる。
問題の解決は二の次で、状況を整理していかに戦略として戦っていくかということに専念したいのもあるのだが、状況を見ずにとりあえずという戦略は非常に困ってしまう。実行するのは助言した人じゃないからだ。
現代というある種の戦国時代において、逃げ戦が正しくないこともある。とりあえず逃げたその先に待っているのがまさしく敵の本陣だったらどうなのだろうか。
とりあえず転職とか、とりあえず●●というのはその先を見ずに行動していることに等しい。楽な方法が却って将来を潰す可能性だっていくらでもある。
誰もが誤解している、その戦略会議は別に結論を決めるための会議ではない。結論を出すのを先送りにして、状況の整理だけをする戦略会議だってあってもいい。それでもなお結論を出したがって、こうすればいい、ああすればいい、そんな軽口が出てくるのなら付き合うのは難しいだろう。
過去に働いてきた会社ではそんな軽口をする上司が大量にいた。こうするのが絶対だと。結果どの会社でも社員不足や技術者不足、そして不祥事に悩まされる自体に陥っている。バックアッププランのない作戦は絶対に兵站で詰む。将来が潰れる。
だからこそとりあえず●●という結論を急ぐことがうんざりだ。