自宅を購入して一ヶ月と少しが過ぎました

実は自宅の購入をしてから一ヶ月ほどが過ぎてました

↑の記事でうっすら気づいた人もいたんじゃないでしょうか

今年の1月頭に購入を確定&契約、4月には引っ越しを済ませ既に新居で生活しています

購入の計画ってあったの?

そもそも、住宅の購入にあたっては一生分と言っても良いほどの負債を抱えることになります。一軒家では3000万がほぼ中間層。ZEHかつ新築で建てる場合はその倍、もしくは3倍ぐらい掛かります。

長めのロードマップを常に心の中に持っておくことが重要で、これがないと家を買うのにプレッシャーだけが掛かってしまい、メンタルの不調や仕事へのモチベの低下にも直接つながってきたりします。なので計画性を持ってというのは冗談ではなく、割りかしガチめの話です。

購入にあたってのコンセプトって?

これめっちゃ大事です。買うのにあたっては「中古で買うんなら良い中古が買いたいね」という腹積もりで、とにかくデカい家を買うのを目標にしてました。

デザインとか、現代的なアレコレは機能面から結局使わなかったり、もしくは生活に合わなくてストレスになったりという可能性も考慮した上で敢えて重視しませんでした。1年中空調を付けっぱなしにするということは、それだけ電気食いますし。

☆3階建ては結局2階までしか使わない

ぶっちゃけコレがデカいです。歳をとったら階段を登るのが億劫になるので、せめて2階建てまでという制限を付けていました。営業の人からは「そんなのそうそうないよ」と言われてたんですが、ここだけはなぜか勘が働いていたのか、一切引きませんでした。

70歳になってもまだ住む可能性もありますし、現に2階建ての家での生活では1階にいることも度々ありました。そのため3階建てはほぼ避けて、2階建てに完全に絞って探すことに。

☆庭がないと正直生活の幅は広がらない

BBQをしたり、ガーデニングをしたり、気分転換をしたりと庭は万能なので、最低でもちょっとした庭が付いているというのが条件でした。庭がないと息抜きするスペースを家に作らないといけないんですが、これまで生活してきた中でそういったスペースを自力で用意するのは難しいことから、庭がある物件ということでこれも条件に入れてました。

☆住んでいて楽しい家

最近の新築は高機能高性能ですが、あまりにも行き過ぎると不便な立地だったり、そもそも土地がそこまで取れない、本体価格が4000万を超える等といった制約みたいなものが自動的に付きます。特にZEHなんかは5000万までいくものも多々あるので、そういった場合はそもそもローンが通らないこともしばしばなので、無理のない範囲で楽しい家を探すことにしていました。

別に新築というのにこだわりもなく、手入れをすれば古くて大きい家も使えるんじゃないかという気持ちでゆっくりと物件を探しました。

マンションと一軒家は”買う”の意味が違う

マンションは当初から候補に入っていませんでした。理由もマンションの方が資産価値が低い等あるんですが、最大なものとしては「区分所有」です。マンションを購入する際、基本的には「部屋」を買うことになるんですが、あくまで物件ではなく「この部分を購入する」形式なので、結局のところ自分で物件は持ってはいるものの専有ではないことになります。つまり土地代がない、売却もできないという未来が見えてます。おまけに修繕積立金など、返済金以外にも追加で費用が必要ですし、共用部分なんてどうせ使わないのでマンションという選択はそもそもありません。(あと自力DIYすれば全然節約できますしね、状態の良い一軒家なんかはもっと良いかもしれません。)

一軒家の場合は土地と上屋のセット買いになるので、もし住み替える場合等やむを得ない場合に移住するとなったら売却ができます。老後もある程度の収入をまとまった形で得られることになりますね。(売れればの話ですが、まあ1000万でも2000万でも土地代だけで入るでしょう。)おまけに土地は使い回せるので、上屋を壊してもまだ土地だけは残ってるといったような活用の幅が広がります。

後悔はあるのか

当たり前なんですが、後悔は普通にあります。もっと良い家、広い家なんかは大量にありますし、立派な家とか他に見かけたらそこに目移りするのは自然なことです。とはいえ売れ残っていることも多く、↑に書いた観点から見れば広い家なんて今どきの人にとってはただのコストにしかならんのですね。

☆2階建てにしたところで1階しか使わない

最初は2階を自室にする予定でしたが、生活導線から考えると結局1階になりました。というのも、今同棲しているわけなんですが、1階・2階に分かれるのもなぁということで同じ1階になったというシンプルな話になります。とは言っても2階を全く使わないわけではなく、基本的には収納や趣味のスペースとして、もしくはゲストスペースという形で活用しています。発想の転換によって住環境をうまく組み替えていくといった感じですね。

☆広すぎてメンテナンスできない

3LDKですら広いと言われるこのご時世に5DKの家を買ってます。主観になってくるんですが、全然広すぎるわけでもなくちょうどいいサイズです。ただ、普段生活する中で5DKでもやっぱり広すぎるんじゃないか?という声も多々聞いてますが、そもそも生活の中で特定のシーンだけ想像しても結局意味ないんじゃないかということで、気が向いたら手入れするような形で今はいます。毎日掃除できないのならある程度まとまってやればいいのではないか、と。

☆住んでいて飽きはこないのか

これまで2年ほどで各物件を転々としています。今回ばかりはどうなのか、といったところで、今住んでいるこの家を住み替える選択は基本的にないです。というのも、元々大阪に住んでいたところが京都に移住、そうして生活に快適な場所に住むことができたので、少なくとも10,20年は住み替えはしません。仕事もリモート出社併用もしくはフルリモートなので、通勤をそこまで気にする必要もないです。飲食店はちょっと不足かなというところはあるんですが、そこは自炊でカバーできちゃいますね。

基本的に生活と仕事はどちらも定期的にアップデートする必要があります。なので家もそれに付いてこれるように広めで良い感じの家をさがしていた、というわけです。

どのようにして家をさがしたのか

毎日3ヶ月以上、homesを見ました。相場は3000万だろうということで、ある程度の目星を付けつつ巡回する毎日を過ごしました。主に茨木市・高槻市・桂・洛中の4地域(阪急京都線沿線)をメインに探していました。ただ、最終的には桂の一本に絞る方向になり、2軒ほど内覧をした後、今の物件の内覧で最終的に確定といった流れとなっていました。

不動産屋限定の情報も多く、特に地域に密着した形での不動産屋は情報量がかなり豊富で比較検討もしやすいです。

営業と仲良くなろう

実はこれ、隠れた戦略でもありますし、良い物件を探してもらえるにはこれが必須条件だったりもします。初対面でいきなりぺらぺら喋るのは難しいんですが、慣れてきたら世間話をしつつ内覧をするというのも出来るようになります。その中で物件探しの傾向や購入した自宅の各部屋の使い道も出てくるので、営業にも自分自身にもwin-winの関係になっていきます。


一ヶ月経った後・・・

色々引っ越しでバタバタもありましたが、なんやかんやで快適なおうちライフを送ってます。駅からも近くなった関係でお出かけもしやすくなったり、まとまった買い出しが手軽に出来るようになったりと良いことづくめです。

テレワークの時に仕事部屋が必要だったり、一人一部屋が最低限必要だったり等、生活する中で必須条件は諸々あるんですが、広い家ならそういったものにも柔軟に対応できたりしました。

反対意見ってどのぐらいあったの?

実は専門家や経験者以外からの意見出しを防ぐため、当初住宅購入の話はほんの一部の人にしかオープンにしてませんでした。情報のノイズはすなわち判断ミスなので、最初からしっかりと絞った上で判断するように心がけていました。

…ということで反対意見はあったのかという話なんですが、親戚関係からはかなり反対されました。「大きい家なんか手入れできないだろ」「無駄遣い」といった非専門な人からの話が多く、まあまあ予想通りかなといった感じでした。

またネタが出てきたら別記事で書きます

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