twitterで流れてきたので…
はい?
守るわけないじゃん
フィルタリングのせいで情報が得られないのはヤダ
あと、バリバリ普通に知らない人とSNSでやりとりしてますがwwwwwww pic.twitter.com/JVYIX2obg5— とれーす㌨だ (@dev_trace) March 8, 2022
ちなみに一個ずつ突っ込むと大変だけどわざと触れてみる。
とりあえず、全部まともな対策にはなってなかった、と前置きする。
1.携帯の使用は午後10時まで(保護者との連絡は除く)
例外を決めるのであれば最初から触れない方がマシ。中途半端に触れるから結局なにか理由を付けて触れることになってしまう。そして中心が保護者なので…まあお察し。
例えば時間中に大量のデータ転送を行うとか、逆に考えればタイムリミットまでにできることの方が多いので時間で縛ることのメリットはない。睡眠不足に陥ったらどうなるのかも自分で体験して自分で覚えなければ一人で暮らすようになってからの生活リズムの構築はできない。
2.食事中や勉強中は携帯を使わない
まあ悪くはない。が、結局のところこういうところで決めたルールに則って行動することになるので、誰かが破れば数珠繋ぎのごとく守られなくなる。
このルールの盲点は食事や勉強が早く終われば携帯が触れるというところで、食事や勉強が適当に済まされるというリスクを抱えている。
3.充電器の置き場所は親の指定したところ
これも保護者が中心なのでお察し。親の枕元に置いたとしても、存在する限りは黙って使われるのが目に見えている。
存在するかどうかが大事なので、置き場所はあまり重要ではない。
4.フィルタリング
iフィルターのように、フィルタリングソフトはなにか問題があった時に解除する方法が存在する。というか解除できないと色々初期化もできない。
今どきクリーンルームのようなネットで育っても最終的には解除して自由に使わせることになるので、そもそもの話最初から規制するメリットはほぼない。重要なのはクレカなどの情報を子供に与えないことで、ネットのここがやばいみたいなところをピンポイントで制限してしまうと初めてそういうコンテンツを見かけた時点で対処ができなくなってしまう。
5.写真や動画を含めて個人情報を発信しない
どこからどこまでがNGなのか?顔写真はだめなのか?曖昧な基準であることから、拡大解釈を始めてカメラの使用禁止に限らず、自分自身のことをアピールする機会まで制限される可能性が高い。
6.直接言えないことを書き込まない
これも結局はっきりしない基準なので、あまり有効なルールではない。直接言えるか言えないかは本人にしかわからないので、一つひとつ確認するようなメリットもない。
ネット上では直接言えないことの方が多く、直接言うぐらいなら会って言うことのケースが多い。ましてや通話なんてほぼ会うことの代替とも言える。
7.LINEやSNSで知らない人と絡まない
どこからつながるかわからない以上、SNSを使って良いかどうかすら許容されないと思われる。また、LINEにしてもSNSにしても人との繋がりを延長させるための特性を持つ以上、現実で繋がりを持っている時点で使うメリットは薄い。ましてや学生にとっては直接会うことの方が多いから、SNSが要らない程度の関係しか構築できないのが関の山になる。
学校で友達がなかなかできにくい人にとってはSNSでつながることで安寧を得ることも多く、そういった抜け道がないのであれば学校側でセーフティネットを作る必要がある。が、おそらくそういうところまで頭が回っていない。
8.なにかあったら親や周りの人に相談する
7に関連して、もはやこれも見た目だけ健全な学生を育てるための名目に過ぎない。健全な家庭、健全な学校生活を掲げているが、裏で苦労している学生もいるということを考えなければならない。