たかがアルバイト、されどアルバイト。

コンビニでよく買い物をする機会が増えました。特に理由とかはないんですが…。

最近はアルバイト時代のことをよく思い出すことが多いです。色々ありましたが、何だかんだで一番成長していたと思った時代はあの頃でした。正社員と仕事量は変わらずも、給料以上のことをやりたいと思って進んでやっていたのも懐かしいですね。当時はcakePHPを中心にjQueryなど色々やってました。

まだだったの6年前ですが、アルバイトとして入社した時点から既に正社員と同等で働けるように自力で学習したり、色々と挑戦的にやっていたのも記憶に新しいです。今でもそのハングリー精神は抜けることなく残っており、結果として転職後2,3日ほどで既に他の社員と同様の仕事量で働いています。

結局のところ学生時代から既に”自力である程度”というエンジニアのイロハ自体は獲得済みで、どこでどのように表現するかという問題だったのかもしれません。今こうして記事を書いたりレンタルサーバを契約して色々試しているというのもありますが、答えを自力で追求していくという気持ちは一生変わらない気もします。しかしリスクもあるので、それを念頭に計画と行動を繰り返すというのも同時に意識しなければいけないという懸念も感じ始めていたりします。リスクの回避を取るか、行動の新鮮さを取るかは難しい課題ではありますし、生きている間にちゃんと結論付けられるかという保証もまずないですね。

以前、特に前職では収入の喪失、性自認の再認識などから前述のリスクの回避を取るか、行動の新鮮さを取るかではまずリスクを回避するしか維持が難しかった(即ち行動までに至るハードルの数が多い)のは間違いないです。収入面では周囲の他企業に比してかなり低い水準で、仕事量は倍でしたので、まず一般的なブラック企業と称しても良いレベルでした。

一般的な企業に勤められる方はまず想像が付かないと思いますが、ブラック企業が社員に与える悪影響のうち、最も多いのは「行動力の減退」です。まずこの時点で蟻地獄に陥るわけですが、転職に至るまでに最後に立ちはだかる一番大きなハードルとなっています。ブラック企業は入りやすいのに出にくいという理由がコレです。

最終的に抜け出して、今ではしっかり自分の仕事をしていますが、それまでは全く「何もできない」「どうにもならない」という意識に包まれていたというわけですね。いずれにせよ、何かするには転職をしないといけない、しかしすぐに行動して入れるような企業(つまりSESですが)では再び最悪な待遇を引きかねないという気持ちは常にありました。そもそも、転職をする!と思ってすぐに決まるようなそんな生半可な意識では、ろくな企業に受からないのも事実です。

実際、2年前から転職活動をしていますが、実績は薄いのでまともな企業からのオファーはまず来ません。ベンチャーも受けましたが、SESな上に制度も誰も使っていないという事実を突きつけられました。そもそも待遇が良い企業、特に東京の企業なんかは派遣か大手かのどちらかというぐらいには募集が偏っています。そういった事実を乗り越えて2年もかけて転職を決めたわけですから、今こうしてしっかりとした企業で働いているわけですね。それもあって「今すぐやろう」というのは結果を生み出すのではなく、結果を生み出す準備をしようという意味合いでしか使わない言葉になっています。相手を懐柔させるために使う「今すぐやろう」というのは、間違いなくエゴでしょう。

一般的な転職というのを一切見ず聞かずとしたわけですから、どうやって転職したかという話になるわけですが。そもそも”一般論を全て排除して、自分自身の思う通りにした”というのが正解です。つまりノウハウとしての答えは一切ありませんし、誰かの参考になるような行動も一切していません。あくまで、自分が自分にとって良いと思った行動をしたから、然るべき結果を然るべき場所に出したというだけになります。

決め手となったのも、アルバイト時代の自走力や学生時代のバイタリティを再び取り戻すという話を出したことでした。伝説を取り戻す、みたいな感じでしょうか。青春を取り戻す、でも良いですね。失っていたものを取り戻し、自分自身が何をすべきか、そして今後何をするかという内容を全て面接の時に話をしたら、お互い良い雰囲気になって内定を頂きました。ただ真面目ではいけない、作法を守れば良いということでもない。序破急は必ずではない、あくまで目的のためにやることを整理して、ひとまずはできることから進めていくのが最適解ってわけです。

それとなく、diablo2をやったあとに何か思ったので書いてみました。アルバイト時代は懐かしいので、いつかその頃のネタも書きたいですね…。いつになるやら。

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