そんなわけで模型を走らせながら酒を飲めるように、いわゆるジオラマ103っぽい環境を作ってみました。レンタルレイアウトに車両を大量に持っていくのもアレですし、家に呼んで走行会やろう!みたいなこともしたい。
※あくまでこう作ったほうが良いよ的な話なので、具体的な話はあんまりないです。
作り方
一般的な机とほとんど変わりません。
ただ、今回はサイズが大きいのもあって他のブログでもあるような感じの「一枚板を天板にして足を付ける」という手法はそのまま使うことができない。したがって「板を接合して一枚板として仕立てる」という工程が必要でした。
ただ大枠は変わらないので、作り方は
- 設計
- 板材を確保
- 板材をカット
- 板材をやすりがけ・ペンキとかニスとかぬりぬり
- 部材の用意
- 部材の組付け
- 仕上げ
とオーソドックスな感じ。
用意するものは
- 千枚通し
- ネジ(部材の用意の段階になってからがおすすめ)
- ドライバー(手動と電動の両方がおすすめ)
- ワッシャー(板材が不均一の場合にめっちゃ重要)
- ニスと刷毛、塗料皿
- 新聞紙
- ブルーシート
- めげない気持ち
設計
具体的にどういったスタイルで作るかを見取り図でもなんでも良いので作ります。あとはサイズも設置場所を計測してから決定。ここが雑だと組付けや仕上げになって詰みます。詰んだけど。
また、ここでよくデザインとか出てくる人もいるんですが、ある程度汎用性のある作りにしないと上手く組み付けできなかったりするので、よーく考えて設計しましょう。今回の一枚板を組み合わせる手法はこの段階で決定してました。
完成図が頭の中に出来上がっているともう半分完成ですね。
板材を確保
基本的にどこのホムセンにもあるけど、コーナンProがあればとりあえず安心です。何より種類も量も。
今回は天板に使う合板、柱用・補強用のツーバイフォーの角材をチョイス。
板材のカット
板材を確保したらカットへ。コーナンProであれば200円ちょいぐらいで出来てしまう上に、初回は10回まで無料のクーポンがもらえる。
自宅でやるとムラが出たりするのでカットしてもらう方が良いです。
カット前に「機械により1,2mm程度差が出る」と言われますが、ネジやワッシャーの付け方でカバーできるので問題ナシ。
板材のやすりがけ・ペンキとかニスとかぬりぬり
ペンキ、ニスをぬりぬりします。今回は天板に塗らないことにしたので柱だけ…と思って適当に新聞紙を敷いて作業していたら、なんと新聞紙がペンキについてしまった。
というわけでブルーシートが何枚かあった方が良いです。ペンキやニスを塗る時は真ん中のあたりから先にぬりはじめて、端っこの方へ伸ばす感じにすると塗りやすいです。
色々ガバガバだったので柱に新聞紙がかなーりくっついてしまいましたが、まあ味ということでヨシ。
ヤスリがけは相方に手伝ってもらいました。何せ量が多いので…
部材の用意
柱に固定用の金具を取り付けたり
板材を接合したりします。ちなみにネジ4本としているのは板材を固定するだけなので、この状態で無理やり使おうとすると金具が折れてしまいます。
ちなみに作業中に設計に変更があった場合、構造として根本になっている場所は替えない方が良いです。例えば今回なんかは一枚板を組み合わせて1つの構造体として強度を担保しているので、代わりに裏側に付ける補強は板材の接着面から垂直になっている角棒1本だけで済むことに。
こうやって設計をこねこね変えられるのもDIYの魅力。
部材の組付け
構造がシンプルになった分、組付けもかなり楽になりました。
片方だけ接着しないまま柱に乗せて強度確認中…
問題も特になかったのでそのまま組み立てを続行
仕上げ
ワッシャーでスペーサー仕立てたり色々してました。装飾とかある時は最後にやった方が破損も少なくて済みます。
完成
ということでいつでも模型が走らせられて快適なスペースができました。ちょっと今の季節は寒いので色々考えないといけませんがとりあえず出来たのでヨシ。
気が向いた時にでもまたちょっといじくります(ノープラン)
最後に実際に走行している風景でも。